なんでもないひとりごと。

ネガティヴ思考なADHDの、自分を見つめ直す為のブログです。

癖の話

誰しも、「癖」というものはあると思います。髪の毛に触ってしまう、貧乏ゆすり、指で机をトントンと叩く、などなど。無意識にやってしまうそれは、時に不安だったり退屈な気持ちを和らげるため、時に自分の気持ちを隠すため、人によってやる意味が違うと思います。

さて、前置きはこれぐらいにして。私はある意味「癖」まみれの人間なのですが、自分で自覚している癖で一番酷いものは「独り言」です。これは本当に昔から、自覚し始めたのは確か中学の頃だったと思います。勉強をしている時に、親に「独り言やめろ」と言われて、初めて自分が声に出して自分の思考を漏らしていたことを知りました。それから、今でもやめられずにいます。思考を整理するためという意味合いが強いのですが、ついつい出てしまうこともたくさんあったり。脳内で考え事をしている時に、ツッコミがつい口に出てしまったり。

その延長上かどうかはわからないのですが、人間以外に話しかけてしまう癖があります。犬や猫だけではなく、虫、食器、メガネ、電化製品など多岐に渡ります。自分で書いてて、頭おかしいなと思ってます。しかも、声をかける際に「君」「お前」だけでなく、「お兄さん」「お姉さん」と、何故か性別をつけてしまう。特に意味はないのですが。動かなくなったリモコンに向かって「お兄さんしっかりして!」と言ったり。傍から見るとかなりやばい人ですよね…。直したいと思っても直せずにいます。

ネットで調べると、ストレス発散だの不安を抱えているだの、ネガティヴなものが沢山出てきます。でも考えてみると、ポジティヴな人は独り言を言ったりしないイメージがあります。こういうイメージに引っ張られるのもどうなんだという気はしますが。確かに、一人でいることの寂しさからくるのかもしれないなと思ったりするのですが、それなら中学時代から独り言を呟いている理由にはならないような気がします。中学のころから孤独を抱えていた、なんて闇の深い案件なら話は別なのですが、中学時代は私の全盛期といっても過言でない時期だったので、その可能性は除外します。

思考の整理を頭の中だけでするのが得意じゃなくて、その結果、他の要素を利用して整理しようとしていただけなのかもしれませんね。こう考えると、ワーキングメモリの小ささを改めて自覚します。ということは、ワーキングメモリを鍛えれば、独り言の頻度も減るのでしょうか。鍛えるべきか…。もしくは、頭の中に溢れてパンクしそうな思考を、口に出すことでパンクさせずに済んでいるのかもしれません。パンクしても独り言が出てしまいますが。

現在、自分以外で独り言を呟く癖がある人は一人しか知らないので、あまり多い癖ではないのかな?と思ったり。他の人に迷惑がかかるので抑えている人が多そうな気もしますが。というかバイト先の人がそうなせいで、二人分の独り言が溢れたりすることがあったり。とんでもない状況ですね。

もし良い対処法があれば教えてほしいぐらいなのですが、実際自制以外にあるんですかね?わからないです。