なんでもないひとりごと。

ネガティヴ思考なADHDの、自分を見つめ直す為のブログです。

集団の中にいることが苦手なのです

どうも、いつも一人なのなめです。

私、集団が苦手です。複数人が苦手です。一人が好きです。単独行動が得意です。散々言ってきたことなので何をいまさら、という感じかもしれませんが。具体的になんで、ということはあまり書かなかった記憶があるので(朧気ですが)、詳しく書いてみたいと思いまして。

そもそも、集団でいるというか、『他人』といることが苦手だったりするんですよね。自分と違う個体が同じ空間に存在することがあまり得意ではないというか。本当に微細なものなんですけどね。自分の考えが上手く伝わるか、受け入れてもらえるか、相手の考えが適切に理解できるか、受け入れられるか。いろんなことを踏まえて考えてしまう。普通かもしれません。意識過剰というか、敏感すぎるというか。

一対一ならまだなんとかなるんですよ。一人の人に集中したらいいから(ダメなときはダメですが)。問題なのは複数人のときです。考え方も趣味嗜好もバラバラな人と会話が上手くできる気がしない。どのタイミングで言葉を伝えたら良いのか、遮らないようにできるか、他の人の言葉で変わる方向性についていけるか…などなど。コミュニケーションに振り回されてしまうんですよね。本来人が自然に行っていることを意識して行おうとしているせいでぎこちなくなってしまって、結果徒労に終わるというか。

こんなだから、集団の中にいると疲れてしまってダメになります。変に気を遣うというか…。やっぱり意識過剰なんだな。集団の中にいるぐらいなら一人でいた方が気が楽だし、なにより自由なんですよね。全部自分の責任になるし、他人に迷惑をかけることも気を遣うこともない。だから一人が好きです。

時折、「一人でも平気なんだね」とか「一人って寂しくない?」とか「よく一人でいられるね」とか言われるんですけど。私からしてみれば、「どうして一人でいられないの?」と訊きたくなってしまうんですよね。元々『私』という個体は一つしかない。人間は結局一人なのに、どうしてそれができないんだろう。別に否定されることは慣れているのでいいんですよ。でも、複数人も楽しめて一人も楽しめる人が最強だと思っているので、「一人はつまらなくて寂しい」と思っているなら残念だな…と。私は複数人の楽しみは、友人間で少ししか知らないので大体駄目です。

集団の中にいることは、安定性とか安心感を得るものだということは認識しているつもりです。「同じ集団」に属していることは、バラバラの個体を一つにする。結束や同一感を深めていく。だから集団に属する。まあ、これはあくまで「集団に属する意味」の一部ですけど。スクールカーストとかもまさにそれじゃないですか。どこかのグループに属していることで安心感を得て、友情に繋げていく。あるいは格差を生む。私は昔からグループというものに属さなかったので、浮いてましたよ。女子ですからね、そりゃ浮きましたよ。今思えば男女どちらもグループを作るので、別に女子で一人だから特別浮くなんてこともないんじゃないかという感じですけど、いやまあ浮いてましたね…。

一人って、不安定なんですよね。孤独なんですよ。自分の居場所が『自分』の中にしかない、他に証明してくれる人がいない。だから怖いんじゃないかな、とか。例えば「ご飯を食べに行った」として、集団なら「○○ちゃんと一緒に食べた!」ことを証明できる人がいるのに対し、「一人で食べに行った」ことを証明できる人は自分以外に居ないんですよ、極端かも知れませんけど。食べるだけじゃない。ご飯屋さんに行くまでの道中をどう歩いたか、どういうタイミングで注文したのか、どれぐらいの時間で届いたのか、帰りの途中でコンビニに寄ったか、などなど。それを証明できるのは自分しかいません。その『不安定さ』が一人を嫌う、あるいは怖がる要因なのかなと考えています。

私の場合はそんなことは思わないんですけど。こんな説明しておいてなんですけど、別に道順を信じてもらえなくてもいいんですよ。私が体験したことが大事なんです。「行く途中で氷で滑って転んだ」としても、私が体験していればそれでいいんですよ。それが全てです。

「一人で何かしてるなら良いんだけど、一人でただいるのは無理」みたいなのも、まあわからなくもないですけど。別に平気です。そりゃ少しは寂しいと思いますけど、それよりもなによりも気が楽なんです。居心地の悪い他人といるぐらいなら、一人でいることを選びます。下手したら居心地の良い他人よりも一人を選ぶかもしれません。それぐらい、私は一人が好きです。『私』を全力で感じ取ることができるし、『私』を何一つとして感じることがない、そのどちらも叶うから。ひたすらボーっとしてるのも好きです。これは自分の容量の問題もあるのでちょっと違う話ですけど…。

この前、一人で三泊四日の旅をしたので、もう怖いものはないです。旅行なんてそれこそ、よっぽど仲のいい人とじゃないと行きたくないです。そもそも私は他の人と一緒に寝室を共にすることがダメということが近年発覚したので、どちらにせよ無理かもしれないんですけど…。特別仲のいい人なら大丈夫っぽいんですけど。一人旅は良いですよ。全部自分の都合で動けるし、スケジュールを変えるのも楽だし。また行きたいなあ。今度は中部辺りに行ってみたいですね。絶対楽しい…。

話が少し逸れましたが、集団の中にいることも一人でいることも得意な人が一番強いと思います。私はどうあがいても集団がダメなので社会では生きていけません。もっと一人に優しくなればいいのになあ…。あ、だから一人がダメな人がいるという場合もあるんですかね。社会的に蔑視や嘲笑の対象になりがちというか。

前にも書いたと思うんですけど(記事がサルベージできない)、高校時代の担任に「集団の中での自分を意識しなさい」と最後に送られた言葉を、未だに考えてしまいます。集団の中の自分。集団から逃げてしまう私に対する、忠告のようにも思えます。もしかしたら、上手く動けずに自分らしくいられないことを見抜かれていたもかもしれません。知る由はありませんが。

いやあ、中々にして難しいですね。コミュニケーション能力を養いたい気持ちはあれど、根本的に難しい気もしている。どうにかなりたい!