なんでもないひとりごと。

ネガティヴ思考なADHDの、自分を見つめ直す為のブログです。

経過日記と雑談

コンサータ18mgを飲んでから三週間とちょっとが経ちました、ので、経過報告をしてみようかなと思います。

まず、頭の中が静かになったのが一番大きかったなと思いました。今までは頭の中で言葉と思考が積み上がっていてまるでゴミ置き場のようだったんですが、今はそれがすっきりさっぱり無くなりました。お陰かどうかはわからないけれど、何も考えないようになったというか、考えようとしても考えられないようになったというか。余計なことを考えなくなった代わりに、考えなくてはいけないこともあまり考えられなくなってしまった感じですかね。単純に考えることを放棄している可能性が無きにしも非ず。

あとは、眠気が来なくなったことはありがたいなと思いました。欠伸はでるけれど、眠りにつくことはなくなりましたね。集中できているかと言われると微妙ですが……。

音読とかされても頭の中に全く入ってこないタイプなのでガン無視して内容を読んだりするのですが、それをすると解説が耳に入ってこないことがあるので少し困ります。ただボーっと聞いてメモを取っても内容が入ってこないので、どうしようかなと言う感じです……。ただ幸い、板書さえしていればテスト対策にはなるので、そこらへんはありがたいですかね。今期はレポート課題が多いので、それもありがたいと思っています。興味もない本を読むことは苦痛ですし、先延ばし癖が強いので期日までにかき上げられるかが不安ですが。

最近、ADHDスレのまとめやスレッドを眺めているのですが、ADHD報酬系に弱いっていうのは、「将来的な利益ではなくて目先の利益を優先してしまう」ことだと思っていたのですが、単純に「報酬」に興味がない、食いつかないっていうのもあるんですね。「コレを達成したらアレをやる!」とかそういう感じのやつ。私はこれが全然ダメで、自分が不利益になるとしても「面倒くさい、やりたくない」で食いつくことはないし、「コレをやらないならアレはなしね」みたいな、所謂飴と鞭の鞭だとしても、表面上は「やりますやります!」みたいに振舞うんですが、実際はやろうなんて微塵も思ってなかったり。そのせいで母親によく「返事だけは一人前だな」とよく言われていました。実際規制するのって難しいじゃないですか、だから自分の自由にできるじゃん、みたいな気持ちでいましたね。ただクズなだけなのですが。お陰で高校時代、課題はギリギリあるいは期日過ぎてから提出が常でした。なまじ頭がそこそこだったせいもあって、住んでる地域でレベルの高いところに入ったのがまずかったですね。落ちこぼれもいいところでした。

話は変わりまして。

ちょっと前までの私は「まあいっか」がテーマでした。何かを忘れても「まあいっか」、自分が不利益な状況になっても「まあいっか」、自分が嫌われても、最終的には「まあいっか」で済ませてきました。その根底には「面倒くさい」がありました。料理をするのも掃除をするのも面倒で、洗濯も面倒だけれど服がない方が面倒だから、辛うじて洗濯はやって。言い訳をするのも人に自分の気持ちを詳細に伝えるのも面倒で、人と関わることも面倒で、歩くことも面倒で、寝ることさえ面倒で。買い物するのも面倒だから家に食材がない時期が長くあったし、たまにレンチンさえ面倒だったこともありました。元々無気力で、感受性は強いけれど表情は乏しくて。それが薬によって一層強められた気がします。面倒だと思う回数は減りましたが、その分感情もすり減っていく感覚があります。段々人間らしさが失われていくというか。そのうち友達もいらないと思う日が来るのかな、それはないと信じたいですが。こんな私を友達と呼んでくれる人たちがいることに感謝をしなければ。彼らを裏切らないようにしなければ。