なんでもないひとりごと。

ネガティヴ思考なADHDの、自分を見つめ直す為のブログです。

聴覚器官がどうしようもない

 どうも、のなめです。今日も今日とて聞き取りが絶望的。

 「耳が悪い」ということにしているのですが、聞き間違いやそもそも聞き取れなかったりということが多いです。ずっと前からなんですけど。WAIS-Ⅲや認知特性のテストなどでも聴覚系はとんでもなく低かったです。言語は平均、視覚は上位、聴覚は下位。とんでもないバランスで成り立っています。

 人間、会話でのコミュニケーションが主なものだと思っています。それが上手くできない。会話が聞き取れないのに成立するわけがない。何度も聞き返すことが多いので、その内諦められてしまうこともしばしばありました。諦めないで頼むから。

 そんな私が出来ることと言えば、できるだけ静かな場所で、相手の言うことを聞く。ちゃんと頭に入れられるように咀嚼する(油断するとすぐ聞き流してしまうので)ぐらいです。あとはもう運でしかない。

 就活の時も基本は面接なので、メモとかはできない。なので相手の質問に答えているうちに、質問の内容を思い出せなくなったり、整合性が取れなくなったり。自分が何を話しているのかさえ分からなくなる時もあります(これはただ緊張しているからかもしれない)。

 そんな感じなので、「今私は何を話していたっけ? どんな話題だったっけ?」という現象が起こりがちです。数秒前に自分が言ったことを忘れる。相手の言葉を思い出せない。言葉として聞いていたはずなのに、音としてしか残らない。意味が全然中に入ってこないんですよ。

 これの何が困るかというと、コミュニケーションにおいて齟齬が生じてしまい、私と意思疎通することを諦められてしまうんですよね。私が悪いのも重々承知の上なんですけど、正直きつい。なぜなら直りようがないから。

 昔はどうだったかを考えると、授業なんかは板書をするときは先生の言葉は基本聞き流して、黒板そのものを写していました。今だったら先生の言葉をメモしたり。とにかく問題なのが、授業が終わった瞬間授業内容が頭から抜け落ちることでしょうか。資料やノートを見て思い出すことはありますが、何を話していたかを記憶だけで思い出せることは少ないです。よっぽど繰り返し言われるか印象に残らないと難しい。

 ある意味極端な例かも知れませんが、私の場合聴覚のみに頼った生活はできないので、メモやスケジュール帳等は手放せません。どこでも予定を書き込んだりできるようにしています。まあ、実際にできるタイミングは中々ありませんけど。