なんでもないひとりごと。

ネガティヴ思考なADHDの、自分を見つめ直す為のブログです。

レポートの書き方備忘録

 ずっと書きたいと思いつつ、忘れていたというのが正直なところ。もう大学を卒業して半年ほど経ちますが、これから先、もしかしたらレポートを書く機会があるかもしれない、と思い、ブログに書き方を残しておこうと思います。

 例によって参考にならないと思うので、軽く読み流してください。

 

 一応、卒論の備忘録は下記に貼っておきます。 

 

noname-7shi.hatenablog.com

 

 前置きとして、自分はレポートは大抵スピード勝負の人間なので、「評価はそこそこだけど書き上げる」ことを前提にしています。評価をもらえるレポートの書き方は多分他のブログにごまんとあると思うのでそちらを参照ください。

 

  • まずはじめに

 レポートの題材および課題テーマを考えるor確認します。

 大抵、講義内容に沿ったものしかないので、

 ・大テーマに対して中テーマが複数あり、そこから一つ選んで書く

 ・教授からテーマが提示され、それに即して書く

 この二つが大体多いかな、と思います。私の体感ですが。

 テーマが完全に自由なものは、そもそも「レポートを書く」ことが講義のメインになっていることがある(レポートの書き方を学ぶ講義)ので、その場合は卒論備忘録の方が役立つかもしれません。

 ここで大事なのは、レポートのテーマが頭に入っていることです。「忘れそう」って人は、書く際などに冒頭にテーマを書いておくとよいです。

 

  • 全体の構成を考える

 まずはじめに、レポート全体の構成を考えていきます。どんな題材で、どんな順序で、どんな結論を書くか。ざっくりと起承転結を考えていきます。

 本当にざっくりで、細かく考える必要はありません。なぜなら、書いていくうちに書き足したかったり書けなかったりと、状況が変わっていくからです。最初に細かく決めてしまうと後で修正ができなくなる場合もあるので、大まかに決めていきます。

 なんなら、終わりさえ決めてしまえば、あとは結論に辿り着くように書いていけばいいので、そうしてもいいかもしれないです。

 ここで重要なのは、「レポート課題に沿った構成にすること」。そんなの当たり前じゃないか、と思うかもしれません。でも、書いていくうちに「あれ、今なにを書こうとしているんだっけ?」と迷走してしまうことがあるのです。なので、「変えていけないこと」を決める必要があります。

 レポートで「変えていけないこと」とはなにか? レポートのテーマを変えてしまうことです。

 例外的に、「テーマが複数ありそこから一つ自由に選ぶ場合」のみ、途中で書けなくなったときは変えて良いです。しかし、テーマ自体や、テーマに沿わない中身を書いてしまうのは評価対象外になりますので注意。

 ちなみにのなめは、最初に全体の構成を考えずに書きながら考えていくことが多かったです。じゃあなぜこの項目を書いたのかというと、骨組みがあると書きやすさが段違いだからです。とはいえ時間があるときは考えていたので、自分の締め切りまでの時間を考えて飛ばしたり飛ばさなかったりしてください。

 

  • テーマから材料を探す

 上で「講義内容に沿ったものがでてくる」と書きました。これがなにを示すかというと、『講義プリントを取っておく』『ノートをちゃんと取る』ことが大切になってきます。特に、プリントがあれば……最悪、講義を聴いていなくてもそんなに大きく外れるようなものは書けないと思います。多分。

 教授から示されたテーマがあればそれに従って、複数からテーマを選ぶものであれば選び。テーマを選んだら、次は材料探しです。

 ここでいう『材料』というのは、「レポートを書くための資料」です。レポートというのは正直、書き方よりも資料の多さが物を言うものだと思っています。最低限の書き方さえ身についていれば、あとはどれだけ知識があるのか、資料があるのか。そこで差がつきます。

 そして、講義プリントというのはとても大事な『材料』なのです。よっぽど鬼でない教授であれば、講義プリントと数点の参考文献(本やネット)があれば最低限のクオリティになるように設定しているはずです。私の大学が緩いこともあるので、大学によりけりの可能性大ですが。

 とにかく、『材料』を集める。その最低ラインが講義プリントです。

 『材料』の集め方は大体二通りあります。本かネットです。

 本なら、講義プリントに参考文献が書かれていることもあるので、それを参考にしつつ、ネットでもテーマワードを検索して、それに引っかかった本を探す。

 ネットであれば、ワード検索をして、そのサイトの信憑性を確かめる。ちなみにWikipediaは誰が書いているのかわからない・誰でも書き込むことが出来るという点で、軽い参考程度(レポートに参考文献としては書けない)にしかなりません。

 また、ネットであればCiniiなど、論文検索などができるサイトがあるので、そこを調べるのも一つの手です。

CiNii Articles - 日本の論文をさがす - 国立情報学研究所

 

  • 本文を書いていく

 材料集めも終われば、あとは字数を満たすように書いていくだけです。もうひたすら書いていきます。中身の入れ替えなどは後に読み返すときに行えばいいので、ただひたすら思い浮かんだことを、資料を見ながら書いていきます。

 字数が足りないときは資料をさらに調べて付け加えていきます。資料が足りないことは往々にしてあります。

 字数が多いに越したことはありません。「字数大幅にオーバーした!」となってしまっても、少なくて評価が下がることはあれ多くて下がることはそうそうありません。まあ、大抵は数十文字オーバーぐらいで終わるんですけど。

 ここで気をつけることは、参考文献をちゃんと明らかにすることと、自分の意見と文献の引用の区別をちゃんとつけることです。

 まるで自分の意見であるかのように引用を書いてしまうのは減点になるので、きちんと引用は引用とわかるように表記しておきましょう。

 

  • 読み返す(推敲)

 やっとのことで書き終わりました。さあ終わり! ではありません。ここで「読み返し」を行うことが重要です。

 ざっくり言ってしまえば、誤字脱字チェックです。弊ブログは書いて読み返すなんてそうそうしないので誤字脱字がそこらにあります。しかし、レポートは評価に響くものであるので、誤字脱字がないことが「本当の最低ライン」です。

 卒論なんかは誤字脱字があるとそれだけで減点されてしまうこともあるので、気をつけてください。本当に。

 そして、読み返していくことにより「この表現、おかしくないか?」とか、「この二項目は順番を逆にした方が意味が通るんじゃないか?」とか、そういうことに気がついていきます。

 とはいえ時間がないことを前提にしているので、ワードの校閲機能を使っても良いかもしれません。見逃しも多いですが。

 おすすめの方法は、一度出力をして、紙の状態で読んでいくことです。書き込みもしやすいし、項目へのアクセスが手っ取り早いので。

 最低限のチェック項目は

 ・講義名が書かれているか

 ・提出日を書いているか

 ・所属学部、学年、クラス、名前が書かれているか

 ・レポートのタイトルを書いているか

 ・誤字脱字がないか

 ・字数に達しているか、また字数を最後に表記する場合ちゃんと表記しているか

 例:~~~(本文)~~~。(2305文字)

 です。

  • いざ、提出

 チェックが終われば、お待ちかね。提出です。

 出力する場合はちゃんとページが正しくなっているか、データの場合は適したファイル名をつけているかが大事になっていきます。

 データ名は(講義名_名前)がベタだと思います。そして提出の際は、ちゃんと提出したか確認しましょう。データがちゃんとアップロードされたか、最後まで見るのが良いです。心配な人は証拠を撮っておきましょう。

 出力の場合は、右上にホチキスで留めるのがセオリーです。バラバラにならないようにしましょう。そしてできあがり次第カバンに突っ込んでしまいましょう。これで家に忘れてきてしまったとか、大惨事にもほどがあります。

  • まとめ

 ・テーマに沿ったものを書く 

 ・資料集め大事

 ・誤字脱字チェックを徹底する

 ・提出するまでがレポートだ

 

 以上、レポート備忘録でした。

 限界大学生のなめはレポートは大抵徹夜・数時間~二時間前完成が当たり前でした。みなさんはもっと余裕を持ってやりましょう。無理かもしれないけれど!